ルーツなラジオ『タダしいyouに見える』

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なんとなくフワッと始まったように見えるこのブログですが、

・文章という形から見えないラジオを知ってもらう
・自分の語りたいことを通して自分という人間のバックボーンを知ってもらう

ことで

「ポッドキャストを普段聞かない人にも興味を持ってもらうひとつの入り口にする」

という我ながらひくほど計画的なコンセプトがあったりします。

これまで主にラジオの話題を書いてきましたが自分のラジオ遍歴を語るに避けて通れないのが「タダしいyouに見える」です。大阪の20代二人組が2009年からやっているポッドキャスト番組で、私が聞き始めたのは5年前、高校2年の頃。この頃にはjunkなどの深夜ラジオは聞いていましたが一般人によるポッドキャストを聞いたのはこの番組が初めてでした。何をきっかけに聞き始めたのかは覚えていませんが、いつの間にか高頻度の更新(あの頃は確か2日に一回)が楽しみになっていました。

内容は主に雑談、というか全て雑談。コーナーも企画もほぼなし。話の内容も世の中に対する不平不満や、昨今ではあまり聞くことのできない女性や老人に対しての愚痴(最近はマスダさんは結婚し家庭を築き、タダシゲさんは仕事と私生活に疲れているのかそこまで尖った意見は多くないですが)。決して明るい番組ではありませんが、時折意見に賛同したくなったり反論したくなったり、静かな魅力がある番組です。そして二人とも建前や配慮なしで本音で話しているのが伝わるので、こちらも余計な配慮なしにメッセージを送れる。私が高校時代に送っていたメッセージなんてなんにも世の中を知らない青臭いものだったはずです。それでも二人は「君はこのラジオを聞くべき人だ」と言ってくれました。あの時の私は月に一回メッセージが読まれるのを楽しみに、充実していたとはいえない高校生活を過ごしていました。

今思えばこうしてここでブログを書いているのもお二人のおかげだったりします。見えないラジオが始まったのは私がポッドキャストをやりたいといった内容のメッセージをタダしいyouに見えるに送り、同じくリスナーのもやしさんが連絡をくださったことがきっかけです。ラジオを始めてからは作曲を本格的に始め、音亀フェスへの出演、アルバム発売、とここ最近の活動は全て元を辿ればタダしいyouに見えるを高校2年の頃に聞き始めたところに行き着きます。ラジオをして、作曲をして、動画編集なんかもしてます。なんていうとなんだか凄いことしてるような気がしてきますが、どれも手探りで始めたことで、どの表現活動もすべてラジオがあってこそできたことです。お二人には感謝してもしきれません。

 

見えないラジオを始め同じ配信者という立場になった今、更新をしているタダシゲさんの大変さは痛いようにわかりますが先輩として続けていってもらいたいです。いつかの回で「どちらかが死ぬまで番組は続くから出て行くのも戻ってくるのもあなたたち(リスナー)次第ですよ」というようなことを言っていたのが印象に残っています。
死ぬまでは続けてよ。それだけです。